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落合博満著の「采配」
  元中日監督、落合博満氏の「采配」を読みました。
図書館で目に入ったから借りてみたんです。11年の11月の本だからわりと新刊だし。

 監督、コーチ業のありかた、選手の反応について、落合氏の実例が書いてあり、ビジネスの世界での関連性も述べ、その教訓も各章の締めに大きな字でまとめてあります。
そして、プロの厳しさ、生き残る選手を示し、どう選手生活を送るべきかを説く。これが野球人だけでなく、社会に通用する話、プロフェッショナル論として書いてあります。人材を教育する立場の人は特に役立つ内容です。「俺流」ってこういうことだったんだとわかる本。落合氏のコンセプトが書かれています。三度の三冠王、シリーズ常勝監督の氏の実績が、説得力を増す。

 07年の日ハムとの日本シリーズで山井が8回まで完全試合をしていて、9回抑えの岩瀬に交代したことが、当時大きな反響を呼んでましたが、落合氏の見解も書かれてます。実にまっとうな理由でした。


 こんなことは起こりえないだろと、レアケースを見ないことにするのではなく、すべてのケースを想定して、落合氏は采配をふるっていたのだなとわかりました。
例えば、先に4勝したほうが優勝する日本シリーズで、7戦全部引き分けだったら?と監督会議で質問したのは、落合氏がはじめてだったそうだ。コミッショナー側からは、考えておくという返答だったそう。

 私は、なるべく要素切り捨てて、シンプルに筋道たてるほうですが、昨年の震災以降、自分が関わるイベントに、「また大災害来たらどうするか」という心配がまとわりつき、動けず、悩んでました。しかし、先輩方に「それ考えたら何にもできないぞ」といわれ、なんとか進行した覚えあり。当時は参加者まかせで、何も備えなかったけど、それではダメだったんだと反省。

 落合氏にロッテの監督もしてみてほしいです。もう監督やんなそうだけど。

あっと驚く裏話は、あんまり書いてなかったな。そういうのは期待せず、実用書としておすすめです。ビジネス関連づけは、ややこじつけ、後付っぽく感じたけど、そこは、文春のNumberじゃなく、ダイヤモンド社の本だからしかたねーか。





評価:
落合博満
ダイヤモンド社
¥ 1,575
(2011-11-17)
コメント:采配の根底にあるものを語ることで、「監督とは何か」を示している。ビジネスの世界での関連づけも記述してあり、処世術としても役立つかも。
Amazonランキング: 279位

| k-gazou | おすすめネタ | 12:03 | - | - |

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